侍フォトコンテスト・春の陣
4月12日土曜日小諸城址・懐古園は天候に恵まれ、さくらも一気に7分咲き、侍たちの息吹と躍動を写真に収めてまいりました。
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フジテレビの日枝取締役相談役が退任されるとの報道が先日ありました。時代の趨勢に多く関わったテレビ局がおおきな曲がり角に立っており、良きにつけ悪しきにつけ感慨深いものがあります。SNSの大波が来襲しているこのごろ、大衆はさまざまな情報を得ることができることにより、旧メディアの報道方法にいささかの疑問を持っている人々は少なくないとおもいます。
わたしも、その一人です。たとえば、毎週土曜日TBS系列で放送されている「報道特集」ですが、連日、兵庫県斉藤知事やNHK党の立花氏の一方的で批判的な報道に終始しているようにみえます。このような中、私が違和感を感じる点が、反対意見を一切(潔いほど鮮やかに!)報道しないことです。百条委員会の結果がでるまえになぜ不信任決議を可決したの?PCの中身ををひた隠しにするのはなぜ?今回の通報が公益通報者保護制度に違反しないとする弁護士の意見をなぜ紹介しないの?・・・このような疑問が湧くのは、私がSNSの情報に接しているからです。
キャスターが真顔で一方的な報道をしたり、胡散臭いユーチューバーのコメントを必死で聞くすがたは、おかしくもあり、時には痛々しい感さえあります。でも考えてみてください。SNSのない時代は、テレビ局の情報をすべて受け入れ、疑問を持つこともなく信用してましたよね。少なくとも私はそうでした。それを考えると寒気がして背中がゾッとします。
だからといって、SNSにもフェィク情報が氾濫していることも容易に察することができます。SNSの誘導で自分の主張に近い記事しか見なくなり、偏った考え方になりがちです。これも別の意味で恐ろしいことです。私たちは、この情報が氾濫している社会でいかに取捨選択して、正しい情報にアプローチできるか、しっかり判断するため相対立する複数の情報に接してみることが大事だと思います。
報道のTBS、バラエティのフジテレビ。つわものどもがゆめのあと・・・・・・